今日は自分にとって*小さく*記念すべき日だったので、文字に残しておこうと思います。
ふたつ気づきがありました。

 

 

ひとつ目。

今朝ぼんやりシャワーを浴びながら、なんとなく刺激が足りない日々だなー、と思っていたのですが。こんなにamirisuで波瀾万丈ありますが、そうじゃない、何か足りない、と思いめぐらせて気がついた。前職の上司が生みだす、日々のドラマと知的刺激が足りない。ドラマの部分はただ傍から見ていて面白いだけなのでおいておいて、知的刺激。あれ読め、これ調べろ、と次々繰り出されるジャブにすっかり慣れっこになっていたので、なんかないと物足りない。でも気がついた。

そろそろ私は逆の立場になる歳になったのではなかろうか。人を刺激する立場に。与えられる刺激を楽しむのではなく。

 

 

ふたつ目。

仕事でいま色々な会社をまわり、人事の方にインタビューさせてもらうというプロジェクトをやっています。今日訪問したのは、個人的にはあまり期待していなかった、外資系の大手IT企業。それが想像以上に良い会社だったのにビックリしました。帰宅途中、皆で揃って「ここに転職したくなってきた」と話していたほど。私たち3人とも比較的恵まれた会社で働いていると思うので、よっぽどだと思ってください。

 

何よりも、その会社の人事執行役員の女性が本当に素敵な方だったということ。

これまで10数年働いてきて、「自分は10年後、20年後にこうなりたいな」と思える相手に出会ったのはたった2、3人。いずれも男性でした。女性のマネジメントが少ない日本なので仕方がないことです。でも男性と女性の働きかたは違う。自分の将来のベンチマークとできそうな方に出会ったのは、恐らく生まれて初めてに違いない。その方は「女性の中では素敵だった」のではなくて、会社の経営側に立つ人材として「こうありたい」と思えるような方だったのです。これは自分にとって記念すべきことだと思います。

 

そして気づいたこと。人間おおいに転職すべきである。世の中に良い会社は沢山ある。どこも一緒だと思っていたら大間違い、と学びました。