週末終わるのって早い。一個予定をキャンセルしても、やろうと思っていたことの半分くらいしか出来ない気がします。
以前はとっても個人的な日記風だったこのブログも、最近では色々な方に読んで頂いているようなので、何をどこまで書いていいやら、と思うことがあります。
たとえば、「キャー、この俳優カッコいい!」なんてことは最近書いてない。。。(笑)
映画を以前ほど観れていないせいもありますが。
先日録画した「ハリウッド白熱講義」という番組の最終回を見ていたら、「音のモンタージュ」という事例とともにサウンド・オブ・ミュージックの冒頭シーンが紹介されていました。(こういう番組自体大好き。うちには映画のプロダクション・デザインやシナリオライティング、エディティングの洋書が沢山あります、実は。)
それで映画が再び観たくなって、今日はサウンド・オブ・ミュージックに釘付けでした。この映画何度観ただろう。子供の頃父がビデオデッキを買ってきて、最初にやってきた映画です。台詞も歌もハモリもほとんど全部覚えてる。
でもね、気がついたんですよ。リーゼルがスゴく大人に見えたのに、なんと16歳。そしてマリアなんてお母さんに見えたのに、今の自分より遥かに若い!いつのまにこんなことが?そして、さらに不思議なことは、2人とも依然として自分より大人に見えることです。いつかこんな恋愛するんだろうなー、と夢見ていた小学生低学年時代(笑)。その頃と精神年齢が変わっていない気がするのは何故?
1965年の作品。ストーリーのモデルになった方々が亡くなったりしているなか、映画に登場する俳優さん達も高齢者になっている。いま改めて映画を観てみると、時間が金平糖のような、凝縮された結晶のようにフィルムに閉じ込められていて、泣きたくなります。
大佐があまりにもハンサムなので(ここで「キャー、この俳優カッコいい!」と繋がっています^ー^)、ずっとこの俳優さん、その後どうしたんだろうと思っていたんですよ。これまでの人生の大半。なぜ今日までググってみなかったのかは謎。ジュリー・アンドリュースは当然ね、幾つも映画を見ているけれど。
それで発見しました。
ジェームズ・マカヴォイとキアヌ・リーブスのお父さんじゃないですか(ただし「イルマーレ」の中で)。この人だったらいつも映画で観てた!やっぱり歳をとっても変わらない姿。(そして、イルマーレ。シカゴだし、建築家だし、とても好きな映画のひとつです。俳優がキアヌ・リーブスじゃなかったらもっと良かったかな?)
ちなみに、サウンド・オフ・ミュージック映画版の大佐の描写は、家族から「本人を馬鹿にしている」とクレームがあったそう。わたしからすると「十分ステキじゃないですか!全然馬鹿になんてしてない!」と言いたいところだけど、実際の大佐(オーストリアのキャプテンは、本当は少佐の意味だったそう)もっと知的で思慮深い方だったとか。
まあ、とにかく、クリストファー・プラマーが幸せな映画人生を送っていると知って、とても幸せな気分になった午後でした。これMy Childhood Crushっていうタイトルでシリーズ化できるかも(笑)。
そこから連想ゲームのように引っ張って、Somewhere In Timeを読み始めました。クリストファー・リーブがスーパーマン以外の役を演じた伝説の映画(らしい)、「ある日どこかで」の原作です。クリストファー・プラマーも出ていたらしく。映画は子供の頃に観たことがあるけれど、正直子供過ぎてなんかよく分からなかった記憶があります。なので、本が楽しめるかな、と。
他にいま読んでいるのは、「タテ社会の力学 」と「レスポンシブル・カンパニー
」、「The Sartorialist: Closer
」です。読み終わるかなー。
では、皆さん良い1週間を!