今日はひなまつり。 息子の誕生日でもあります。妊娠した時はまさか自分が男の子を産むとは思わずに驚きましたが(ずっと女の子だと思い込んでいたので、名前も女の子の名前しか考えていなかった)、それが雛祭り生まれの男の子になるとは、さらに驚きました。 個人的には男らしい男性は好きですが、これまで「親に男らしさを強制されて若い頃辛かった」という男性にも何人も出会ってきたので、自分の子は本人の好きに育てたいと思っています。そして、相手にも自分の思い込みを押し付けない子になって欲しい。男の子だって女の子だってどんな格好をしたっていいし、どんな遊びをしたって問題ない、といつも言って聞かせています。時々保育園のお友達に色々言われてくるみたいですが、負けないで育ってほしい。 でもそんな感じで育てているのに、不思議と車や電車が大好きで、好きな色はミドリ。若くて綺麗な女の人が大好き。生まれ持った何かがあるんですかね。 ひなまつりなので、力強く時代を切り拓く女の子(そして男の子も)が増えて欲しいということで、そんな映画を紹介したいと思います。 ビリーブ(On The Basis of Sex) 2020年、惜しくもなくなったアメリカ最高裁判事のひとり、ルース・ギンズバーグ(RBG)の半生を映画化した作品。アメリカでは最高裁判事は終身制で、亡くなるとその席を大統領が指名できるため、トランプ政権下でリベラルな判事を減らしたくないと、癌と戦って頑張っていたのですが、大統領選前に惜しくもなくなってしまいました。でも彼女が切り開いてきたリベラルの道は、多くの人々を勇気づけてきたのだと思います。 RBGのドキュメンタリー映画もありますが、こちらもとても良かったです。おすすめです。 ドリーム (Hidden Figures) コンピュータがまだあまり活用されておらず、Nasaのスペースシャトルプログラムの計算を人力で行なっていた時代。実は影では女性の計算技師が活躍しており、しかも黒人女性が頑張っていた!というお話。実話をもとに作られた作品です。コミカルな側面もあり、力強い女性にとても勇気づけられる、私も頑張らなきゃ!と思える映画でした。いきなり昇進してチームに入った主人公の女性ですが、オフィスには女性用のトイレがなく、休憩時間のたびに遠くのトイレへ走って向かう姿が印象に残っています。なんせ私も大学時代、古い校舎には女子トイレが1箇所しかなくて、驚いた記憶が!その大学も今では女子学生の方が多いくらいの勢いで、時代は変わったものだなと感動します。