帯を織ってます。

 

先日の授業で腰機(ロープで腰に棒を結びつけて織る方法)を習い、なんと帯を4m織る宿題が。授業では1日半かけて80cmなんとか頑張りましたが、のこり4/5。遠いとおーい道のりを家で地道に歩んでいます。
この帯、まだ学生のころに祖母が仕立ててくれた藍染めの浴衣に合わせて色を選びました。
従姉妹と妹と私に1つずつ作ってくれたもの。私のは濃藍に紫、黄色、ピンク、オレンジ、ターコイズの花が散らばる模様。大好きなので、毎年着たいなと思いつつ、チャンスがなくて仕舞い続けているもの。京都に越してきたので、来年こそは!というわけで、なんとしてもこの帯を完成させたい。

 

実はそのうち絞りの浴衣を染める必修授業もあるのですが、私は既にこの浴衣を持っているので別なものは必要なく、まったく期待が高まりません。だって、これ以上に素敵な模様を自分で染められる気がしない。

 

I am weaving a Japanese obi belt as a homework of the art college class.  The obi is for yukata, a type of cotton kimono people wear only in summer.

My grandmother made this yukata for me when she was still alive.  One each for all her granddaughters. I love mine so much that I never think of buying or making another one.  It’s chic but lovely at the same time.
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芸大では染織を専攻しています。織りと染め、そのうちにどちらかに集中することになるようです。最初は染めにしようかなと思って入学したのが、最近は織りもいいな、と。でも京都で織り、といったらシルクで着物用の反物を織るんですよ。機を買うお金もないし、着物も既にお気に入りのを持っているので(自分が着る以上のものを織れる気もしない)、私が興味があるのはウールで織るネイティブアメリカンのラグです。
それで、近ごろはこんな本を集めています。使われている染料やら、図案やらを隅から隅まで熟読しています。
なにか他におススメがあったら教えて下さいね。

 

ナバホ織りを始めとする原始的な織り物は、機も大掛かりなものではなくて木枠を壁に立てかけるようなものばかり。これなら家でもできそうだし、ウールが使える!卒業制作は1年くらいかけてなにか作らなければならないので、大きなラグを作るのがいいかなー、と夢は膨らみます。でも、卒業制作を開始するには、沢山単位を取らなければならず、それには沢山レポートや課題を出さなければ。。。。できるか不安。

 

I am a part-time textile art student, and eventually have to decide either Japanese dying or weaving.  Weaving in Kyoto naturally indicates weaving Kimono textile with silk, but I don’t have space nor money for buying a full fledge weaving machine.  I am thinking about doing my study in Navajo weaving, if the professors would agree.

 

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話題は変わりますが、いつか写真で紹介した、バラの切り花を水に差していた件。
引越しにあたって、今にも死にそうだった紫陽花の植木鉢にすっと差して運んできたのち、玄関の明るい場所に置いていたらなんと。枯れるどころか新葉が出てきて、蕾が!!! (紫陽花も生き返った。)
東京の乾燥とエアコンでカラカラだった我が家の環境と比べ、京都の湿気がとても合っているようです。

 

今日はamirisu完全休業日。宿題や家の片付けに勤しみます。では、また!

 

I received a bunch of roses for my birthday, and put them in a vase for several weeks.  One of them survived so I brought it  to Kyoto.  Now it has a new flower bud!  Can’t wait to see it bloom.

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