トクコさんの本が色々な波紋を投げ掛けているらしい、という様子をうかがって。

 

 

私たちがamirisuを通じてやろうと目指していることは、自分たちの好きなものを、それが好きだと感じる人たちに向けて発信することです。受け入れてくれる方が大勢いることは余り期待していなくて、だからそんなに頑張って広告していないし(広告費ゼロですし)、むしろ少数の人が「ピピッ」って来るようなカッティングエッジ(なんか逆に古い。。。笑)を目指してます。

 

 

それが想定していたよりも大きな波紋を及ぼしているのだとすれば、今みんなが変わることを求められているのだと思います。時代は変わっているのだと。みんな一緒に頑張りたい。

 

 

海外の編みものについて知るにつけ、その羊毛文化の深さに感嘆します。原料、素材、染色、工程、制作にまつわる文学からアートから、日本の着物文化の深さに匹敵する地層の厚みを感じます。個人的観点からいえば、amirisuはその地層に向かってペットボトルの水をちょろちょろ振りかけているような、そんな軽い存在です。いつか、地層に切ってかかれるくらいのパワーを身につけたい。と夢想する。

 

 

雑誌的には。。。目指しているのはこのレベル。っていうのが下のKinfolkです。今とおってもハマっていて、Kinfolkのすべてが好き。雑誌の構成も、写真のクオリティの妥協の無さも、ライターのレベルも、テクノロジーとアナログの融合具合も、全部全部好き。ため息が出ます。特にこの最新号はまた一段とステップアップした感がある、会心の出来。

 

amirisuもこんなふうに、毎号どんどん進化できたらいいな。

IMG_4136