書籍の校了が近いためあんまり何もできていなくて、最近は文章を書いたり校正をしたりして過ごしています。もうそろそろ産前休に入る感じではありますが、仕事はまだまだあって、普段とあまり変わりません。

自分が雇用主なので産休育休について随分と色々調べています。もちろん雇用する側のメリットというものもありますが、やっぱりわかってくるのは雇われている側の権利の厚さ!もらえるものが全然違う。保育園に入れるのが大変なのは雇用する側も同じだし、会社やるってやっぱり大変だよねって思うこの頃です。

子供の肌着など色々と作っていたら、母からも編んだものや下着がどんと送られてきて、洋服作りはかなりひと段落してしまいました。これくらいあったらいいだろう。もう少し大きくなったら着るものを、次は作ろうかなと思っています。目標は、全部お下がりと作ったもので過ごす!

Tシャツ生地って意外と簡単に縫えるんだということがわかって、自分のTシャツも作ろうかなという気持ちになりました。スナップボタンを付ける道具も調達。

ともかく可愛いので作ってみた、@Petiteknitデザインのロンパース。1カセで帽子と靴下とこれが丁度編めました。サイズは3~6ヶ月くらいかも。秋にしか着られないかな。

母が編んでくれました。よそ行きはもうこれでいいだろうと。

春夏に売ろうと思っているコットンの糸で、試し編み。柔らかいしいい感じな気がする。

仕事がら自分たちで作るということを日々推し進めているというせいもあるし、京都という古いものを大事にするという土地柄もあるし、さらに夫が属する在日外国人のコミュニティがとにかくなんでも捨てずにものを遣り取りする習慣もあって(いらないものが捨てられなくてたまにイライラするのですが、それを本当に欲しがって取りに来る人がいるのに毎度驚く)、最近雑貨や安い洋服などをちょっと買うということに本当に躊躇するようになりました。いいものを買って長く使ったり、材料を買って自分で作ったり(自分も材料屋でよかった)、他の人からもらったり。それでは経済回らないし、買い物でストレス発散できないのが逆にストレスなのですが、でも「これは本当に長く使えるものか」とすごく考えてしまいます。

洋服を作ったりセーターを作ったりするのは本当に時間のかかる作業ですが、本当に必要なものだけを自分で作れるって、つくづく良い仕事を選んだなと思うことが多くなりました。毎年何枚か新しいセーターやシャツがあったら、あとは長く履けるジーンズだけで間に合う。あとは靴やバッグですね(両方とも持ちすぎだと家人には言われる…)。革製品も自分で作れるようになったらいいなーと思います。さすがに糸や布を作るところからはやらないと思いますが、そんな素材も地元で調達して、自分で染めて、洋服を作って。そんなふうに生活していきたい。

ちなみに、赤ちゃん洋品がひと段落した今、編んでいるのは久しぶりのショールと、靴下。ショールはしばらく編みたいものが見つからなかったけど、編みたかったStephen Westのショールに丁度良い糸がお店にあったのを発見して、春先の完成を目指しています。

靴下は私は短針派! 輪針のケーブルを引っ張るのが面倒だから。。。でも針が突き刺さるのが痛い。

久々のブリオッシュ編み、楽しくてどんどん編んでます。